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 投稿者:マハール  投稿日:2018年 1月10日(水)07時48分17秒
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  今日の1枚は、Frank Morgan の Reflections、Contemporary原盤、1988年1月の録音です。
アルト・サックス奏者のフランク・モーガンの復活劇は、多くの人が記憶していると思います。1950年代に今後の活躍が期待できる若手として注目を浴び、GNPにリーダー作を発表したモーガンでしたが、麻薬によりその後20年以上に渡りジャズ・シーンから消えておりました。それが体調の回復もあり、40歳半ばにして目立たぬ存在ながらジャズ界に戻って来ました。そして52歳の1985年にコンテンポラリーからリーダー作を発表し、多くの注目を集めました。その後は73歳で亡くなる2007年まで、コンテンポラリーを中心に20枚ほどの作品を世に送り出しました。
今日紹介する作品はその絶頂期に吹き込まれたもので、ジョー・ヘンダーソン(ts), ボビー・ハッチャーソン(vib), マルグリュー・ミラー(p), ロン・カーター(b), そしてアル・フォスター(d)という錚々たるメンバーと吹き込んだ作品です。


昨日の1枚は、Gianni Basso & Renato Sellani の Body and Soul。テナー・サックスとピアノのデュオで、ここまでリズミカルにメロディを楽しませてくれるご両人は、流石に「大御所」という言葉が似合うものです。ベースに陽気さというか楽しさがあり、そこの哀愁を絡めていく歌い方には、惚れ込みます。そんな二人の姿は、多くの歌手が十八番にしている「マイ・フーリッシュ・ハート」で最高潮を迎えています。
この「今日の1枚」では、セラーニさんのリーダー作は1枚しか紹介してませんが、バッソさんの作品は9枚取り上げてきました。厳しいコメントを多く書いたのですが、この作品で感じたバッソさんの魅力という視点を持って、もう一度聴いてみます。
それにしても本作を吹き込んだ翌年に78歳で亡くなっています。遺作が何かは知りませんが、本作品はバッソさんがその長い活動の最後に見せた、素敵な味わいでありました。
 
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