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あと20メートル、襷が・・・

 投稿者:マハール  投稿日:2018年 1月 4日(木)07時47分26秒
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  今日の1枚は、Sonny Clark の Leapin’ And Lpapin’、Blue Note原盤、1961年11月の録音です。
ブルーノートのソニクラと言えば1500番代が人気となりますが、4000番代の本作品も人気があり、「NYC,P,RVGs/NYC,lam」の完オリ盤ともなれば、高値での取引となっております。
本作は1日で吹き込まれました。ブッチ・ウォーレン(b)とビリー・ヒギンズ(d)が脇を固め、そこに管が加わっておりますが、曲によりメンバーが異なってます。6曲中5曲は、トミー・タレンタイン(tp)とチャーリー・ラウズ(ts)の2人が参加してます。そして残り1曲は、アイク・ケベック(ts)1人の参加であります。ラウズにケベックという私好みのテナーと、独自のブルース感覚のソニクラの演奏を、今日は楽しみます。


昨日の1枚は、Wynton Kelly の Kelly Blue。3管入りはボビー・ジェスパーの存在を生かしており、楽しめるものです。しかし多くのジャズファンは、トリオでの演奏に軍配をあげるのでしょう。「朝日のように爽やかに」から「グリーン・ドルフィン・ストレート」へ続く展開は、ブルースに根ざしたピアノトリオ作品の代表格と言える演奏です。何よりもケリーの個性が強く感じ取れるのが、嬉しい限りです。
私は30年近く前に買った国内盤CDでこの作品を愛聴していますが。封入解説を書いている佐藤秀樹氏が、このケリーの個性を上手く説明しておりますので、引用します。「彼の良さは、メロディ・ラインを構成する上での親しみ易さであって、そこでは変に気取った難解さに陥らないストレートな歌い上げが身上にとなっている」と、書かれています。
流石にプロの書く文章は違うなと思いながら、30年近く前にこの作品を買った時を振り返ると、この作品の魅力に感嘆しながら、「今から30年前の、ジャズ黄金期を現体験したかった」と思ったものでした。それから30年、今ジャズを聴き始めた若い方も同様なことを感じているのではないでしょうか。そして私がもうこの世には居ないであろう今から30年後も、同様なことでしょう。
 
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