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赤口

 投稿者:マハール  投稿日:2017年12月 2日(土)08時38分13秒
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  今日の1枚は、Dusko Goykovich の Swinging Macedonia、RTB原盤、1966年8月の録音です。
このコーナーでは過去にダスコ・ゴイコヴィッチの作品を、6枚取り上げてきました。そんなダスコさんの出世作を、今日は取り上げます。
先ずはこの作品、いろんなレーベルから1966年頃に発売されました。しかしながらすぐに廃盤となり、1983年にエンヤが権利を買取、再び世の中に登場したのです。エンヤと言えば、ダスコさんの大名盤「アフター・アワーズ」を製作した会社なので、これは自然な流れかなと思います。
1960年代にジャズを時代体験された方の中に、この1966年作品を自分はその当時に聴いていたという方が、何人か居られるようです。しかしながらこの作品自体の発売枚数の少なさ、そして欧州盤など全く入荷していなかった当時の状況を考え合わせれば、後年のダスコさんの輝きによって、そんな方々は記憶修正されたのかと思います。
ネイザン・デイビスやマル・ウォルドロンらと一緒に吹き込んだ本作を今日は聴くのですが、なぜ今まで取り上げなかったかと言えば、実はどのジャケにしようか迷っていたからです。私が最初に本盤を買ったのはエンヤからの1983年のことで、ジャケットは新しいデザインのものでした。それから7年ほどしてから、今度はオリジナルのジャケットで本作品が、怪しい会社から発売されました。私はそちらも買ったのですが、そのジャケットも本当にオリジナルなのかといえば、断言ができないものでした。それから30年近くたち、やはり多くの方が本盤を手にできたえんやからのジャケットで掲載することにしました。


昨日の1枚は、Air の Air Raid。
1970年代のジャズ界はまさに混沌していた時代であり、幾つもの流れがありましたが、40年経った今でも輝いているのはロフトジャズと、時代に奔放されずにど真ん中ジャズを演奏していったハードバッパーだと、私は強く感じております。どちらもその当時には大きな注目は集めませんでしたが、やはり自分の信じる道を進んだ方々の演奏が、聴く価値があるものだったと言えるでしょう。
一時期のフリーの嵐を冷静に受け止め、ジャズの伝統も懐に入れて、ジャズを新たな展開へもたらしていく演奏がここで聴くことができます。三位一体というありふれた表現ですが、ここでは三位一体の真の姿を聴くことができます。重厚なバラッド演奏もあれば、スピリチュアルな演奏、そしてフルートで素晴らしい世界を作っている演奏などが、光り輝いています。ベースとパーカッションの連携を土台にして、マルチリード奏者のスレッドギルの世界が響き渡る作品です。
さてエアーは、この後に9枚の作品を発表していきます。メンバーの入れ替えはあるものの、スレッドギルの素晴らしい演奏が聴ける作品ばかりです。私がLPを聴ける環境になれば、それらの作品を、ここで紹介していきます。
 
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