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最後の月

 投稿者:マハール  投稿日:2017年12月 1日(金)08時05分25秒
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  今日の1枚は、Air の Air Raid1、Whynot原盤、1976年7月の録音です。
日本のジャズレーベルの中でWhynotは、特筆すべきレーベルであります。悠雅彦氏が運営していたこのレーベルは、ロフトジャズに力を入れてレコード制作を行っていきました。1980年代になるとロフトジャズは正当な評価を受け始めましたが、その全盛期の1970年代は、その活動の拠点であるNYでさえ、その活動を作品に残す動きはありませんでした。そんなロフトジャズに注目をして作品を残したのは、ヨーロッパのレーベルであり、そして悠雅彦氏のレーベルでありました。
AIRは、管楽器のヘンリー・スレッドギル,ベースのフレッド・ホプキンス,そしてパーカッションのスティーブ・マッコールで編成されたトリオでのグループです。この三人はシカゴ派であり、AACMの重要メンバーであります。この三人がAIRとして活動しNYを活動の場にし始めたのは、1975年のことでした。これ以前の活動となると、残念ながら資料は見つけられません。この1975年に何とカーネギー・ホールでコンサートを行い、一部の方々に注目されました。そしてそんな彼らにレコーディングの機会を与えたのが、悠雅彦氏でありました。デビュー作の「エアー」を発表したのに続けて2作目である本作品も発表され、これまた一部方々では評判となり、1976年のダウンビート誌国際批評家投票の「注目すべきコンボ」部門で3位にランクされました。当然ながらロフトシーンの中心となっていたこのエアーは、大いなる飛躍を遂げていきました。そんな時期の作品を、今日は紹介いたします。
 
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