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みなとみらいホールでアマチュアのオケ

 投稿者:マハール  投稿日:2017年11月 5日(日)09時32分30秒
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  今日の1枚は、Lester Bowie’s New York Organ Ensemble の The Organizer、DIW原盤、1991年1月の録音です。AEC以外でも幅広い活動を行なっていたレスターが、オルガン奏者をフューチャーした作品を今日は取り上げて見ます。まずそのオルガン奏者は、アミナ・クローディン・マイヤーズです。レスターと彼女との共演はAEC結成前からのものでした。恐らくはライブでは何度も共演していたのでしょうけれど、レコーディングとなると、先のAEC結成以前の演奏と、1978年に発表したレスターの単独作品での共演歴だけでした。私はAEC結成以前の演奏は聴いていませんが、1978年に発表したレスターの単独作品ではマイヤーズはピアノを弾いていましたので、オルガン奏者のマイヤーズとの共演録音は初めてなのかもしれません。他のメンバーは、ホーン陣ではトロンボーンのスティーブ・トゥーレとテナー・サックスのジェームス・カーターです。ドラムは曲により、ドン・モイエとフィリップ・ウィルソンが演奏しています。レスターが作ったり参加したユニットは、長短ありますがそれなりの期間の活動がありました。しかしこのユニットは、この1991年1月の3日間の録音だけの活動でありました。その意味では、ピアノやオルガンとのレコーディングをあまり行わないレスターが、旧知のオルガン奏者と一緒にレコーディングしようよとのものだったのでしょう。レスターの単独作品にマイヤーズが参加したとのもです。


昨日の1枚は、Lester Bowie’s Brass Fantasy の The Fire This Time。ホーンとパーカッションだけでのブラス・ファンタジーの、アンサンブルとスピード感の魅力が、スタジオ盤よりストレートに表現されている1枚です。スタンディングの観衆を前にして、バンド自体が燃え上がっていく様子がはっきりと分かり、ブラス・ファンタジーを代表する1枚と言えるでしょう。その中にあって、かつてスタジオ盤で取り上げていたホリディの「奇妙な果実」は、全体の中で得意な雰囲気を発しています。LAでの暴動に至った人種差別、その怒りが鎮まってくれと願っているような演奏です。途中で銃声を思わす効果音を入れていることには、聴くだけだとその位置が伺えません。しかしながら会場では、何らかの視覚面での演出があったのでしょう。この曲の演奏終了後の拍手から、スイスのアールブルクという街でこのライブに接した方々の感動が伝わってきます。
 
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