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11日

 投稿者:マハール  投稿日:2017年 7月11日(火)07時37分7秒
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  昨日の1枚は、Donald Byrd の Byrd In Paris。半年の欧州ツアーと言っても、この
メンバーで常に一緒という訳ではなく、その時々で変わっていたことでしょう。
時には現地ミュージシャンとの共演も多々あったと思います。この時期はキャバレ
「シャ・キ・ベーシュ」に長期出演しておりました。その際に EUROPE NO.1 という
放送局が「ジャズ好きな方々のために」という番組があり、またオランピア劇場では
「ジャズの木曜日」という企画があり、この二つを合わせた形で、バードのクィンテット
に出演要請があったのです。フランソワ・ポスティフ氏の解説からの引用ですが、
そんなことからこの録音が存在したわけです。さてその内容を聴くと、このメンバーで
1ヶ月は固定して「シャ・キ・ベーシュ」に出演していたのではと、感じました。
それほどメンバーの息が合っている演奏なのです。5人それぞれに光りを当て、また
バッキングにおいても一工夫ありと、素敵な演奏であります。またジャズ・ブームに
湧いていたパリの観衆の興奮振りも伝わってきます。さて話かわりますが、ジャケで
気になる点が一つあります。ポスティフ氏によればジャケ写は、サン・ジェルマン・
デ・プレ修道院で、11月5日に撮影されたとのことです。フィガロ紙を広げている
バードが写っている写真ですが、その新聞の新聞名横に「JAN」との大きな3文字
が写っています。フランス語でこの3文字の場合、Janvier、1月を表すことで用いられる
とのことなので、11月撮影ということを考えると不思議な気分です。トップ記事
の文章から判断しようと思ったのですが「13世の戴冠式」というようなことしか
分からず、このジャケ写の日付を特定できる情報までは得られませんでした。余談は
ここまで。熱気ある演奏と共に、バードがピアノとベースの3人で演奏している
「スターダスト」、トランペッターとしての風格を感じるものでした。







 
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