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 投稿者:マハール  投稿日:2017年 5月10日(水)07時51分59秒
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  今日の1枚は、Joe Newman & Joe Wilder の Hangin' Out、Concord原盤、1984年
5月の録音です。ジョー・ニューマンとジョー・ワイルダーという二人のトランペット
奏者の、コ・リーダー作品を今日は取上げます。二人は共に1922年生まれ、そして
ライオネル・ハンプトンやカウント・ベイシーの楽団で、共に活動していたことが
あり、仲の良いことなのでしょう。それはジャケの笑顔に現れておりますね。
60歳を過ぎてからのこの共演盤には、これまたベテランのハンク・ジョーンズが
加わっております。ベースにはルーファス・リード,そしてドラムにはマーヴィン・
スミッティ・スミスが参加しております。



昨日の1枚は、Giants Of Jazz in Berlin '71。これだけの面子が集まっての演奏
ですから、プロデューサーは纏めるのに苦労したと思います。人間関係もいろいろ
とあったことでしょう。例えばブレーキー、早いテンポの曲では思いっ切りのいつもの
演奏ですが、スローでは活躍の場を与えられてません。何かあったのだろうな。
モンクにはいつもの彼らしさは控えめであり、これも何かあったのかな。さて演奏
内容ですがいろんなタイプのものを用意してあります。その中で今回気に入ったのは、
ガレスピーが主役となる「Tin Tin Deo」でした。「Work Song」でも演り始めるのか
と思うガレスピーの出だしから、本題に入っていきます。それにベースのアル・
マッキボンが寄り添っていく展開。このベーシストは1940年代から活躍している
お方です。リーダー作が無いに等しく、私には印象深いとは言えないかたですが、
ガレスピーとの共演歴も古く、ガレピーが信頼を寄せている方なのでしょう。また
このベーシストはモンクとも共演歴があり、この曲の演奏でガレスピーが外れる
場面では、モンクのピアノとベースの演奏場面があります。全員が一緒になっての
演奏も大盛り上がりで素晴らしいですが、其々の御大にスポットを当てた曲では、
流石に大御所と感じさせるジャズ・フィーリングを聴かせてます。人間には常に
悩みが付きまとうものだとガレスピーが言いたげな「Tin Tin Deo」、素晴らしかった
です。





 
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