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16度、裏切りのサーカス

 投稿者:マハール  投稿日:2017年 5月 2日(火)07時47分35秒
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  今日の1枚は、John Surman/Alan Skidmore/Tony Oxley の Jazz In Britain '68-'69、
Decca原盤、1968年の録音です。バリトン・サックスのジョン・サーマンとテナー・
サックスのアラン・スキッドモアは、20年前の欧州ジャズ人気によって、私のよう
な一般ジャズ愛好者にも知る存在になりました。一方でドラムのトニー・オクスレイ
それほどの知名度とは言えないかもしれません。しかしながら、欧州ジャズ・ブーム
の洗礼を受けた人々は、その演奏は何度も聴いたことでしょう。何しろ、ロニー・
スコッツ・クラブのハウス・ドラマーだった人ですから。さて本盤ですが、全5曲
それぞれメンバーが違います。所詮は寄せ集め盤なのか、それともUKジャズの
名盤なのか、そんな思いで初めて聴いた時を思い出しました。恐らくは8年振りに
聴くことになります。



昨日の1枚は、John Surman の John Surman。シクステットでの演奏は、アルト・
サックスとの2管で、コンガ入りです。そのアルト・サックスは、サーマンの盟友の
マイク・オズボーンです。そして演奏内容は何んとカリプソであります。スピード感
とシャープな2管の演奏を聴くと、ロリンズがイギリスのジャズ・マンにはヒーロー
だったのかと強く感じる内容です。何しろロリンズの曲まで取上げていますからね。
ただし1960年代前半の欧州ジャズのアメリカ追随演奏ではなく、スピードとシャープ
さで、独自の味わいを出しています。一転して大人数編では、静かで詩的な考え込む
ような演奏になっています。カリプソのサーマンが好きだったジャズ、後半の演奏は
サーマンが時代を一歩読んだかのような演奏になっています。この後半の演奏は、
イギリスから数多輩出したプログレ・ロックの奏者に影響を与えたのではと思いながら、
演奏を聴き終えました。







 
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