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10日、コン・エアー

 投稿者:マハール  投稿日:2017年 4月10日(月)07時44分24秒
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  今日の1枚は、Basso Valdambrini Quintet plus Dino Piana、Jolly原盤、1960年
の録音です。バッソとヴァルダンブリーニのクィンテットに、盟友ディノ・ピアナ
を加えての作品を、今日は取上げます。トロンボーン奏者の参加により3管編成
となったので、3管のアレンジにも興味が湧く作品であります。



昨日の1枚は、Basso Valdambrini Quintet。「1960年代初頭までの欧州ジャズは、
アメリカでのジャズを手本にして、それを高度に吸収しようと取り組んでいた段階で
あり、その活動がやがて1960年代前半からの欧州ジャズの独自色での発展に繋がって
いった」というようなコメントは、多くの書物等で目にするものであり、私程度の
欧州ジャズ聴きでもそれが理解できるものです。そして本盤での演奏も、お手本アメリカ
の西部や東部のジャズを真剣に追っかけている若者達の熱演が聴こえます。それら
は「誰々風の演奏」との書き方で終わらせることもできるのですが、本盤を聴いていると、
彼らの個性がそれなりに認識できるものになっています。私はこの「今日の1枚」で、
「欧州ジャズの魅力を一口で言えば楽器のテクニックの素晴らしさと、ピーンと
張りつめた緊張感ではないだろうか」との言葉を、何度か引用してきました。
「ヨーロッパのジャズ・ディスク1800」の中の、山口啓司さんの記述であります。
この意味するところを、この作品に感じ取れました。




 
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